改修って?

 

大学、県は、「老朽化のため、教育研究活動に支障をきたすので建て替える」と説明します。

開学44年で校舎が老朽化のため教育施設として使えないとなると、教育施設は、50年以内に建替えなければなりません。歴史ある名門大学の建物がそうでないことは周知のとおりです。


「古く不便な施設で学生が気の毒だ」当然です。

だから「建て替え」と短絡した結論になってしまうのはどうしてでしょうか?

「改修保存」と「現状維持」「凍結保存」は、違います。


日本は、スクラップ&ビルドを繰り返してきたために「不便なところをなおして使う=改修」事例があまりありません。建て替えを続ければ、歴史の積み重ねが感じられず、ますます日本の風景は薄っぺらなものになってしまうでしょう。

ここでは、サイト管理者自身が、トビアスカルパ事務所で経験した改修事例(●印)、興味深い改修例(○印)を紹介していきます。

トビア スカルパが建築、改修に対する考えを語っています。こちらをご覧下さい。




● ベネトン財団文化施設 トビア スカルパ

● ベネトンスポーツシステム 旧ロレダン邸 トビア スカルパ

● ベネトン工場群 トビア スカルパ

○ リンゴットトリノ レンゾ ピアノ

○ フロリダサザンカレッジ フランク ロイド ライト

○ 愛農学園農業高等学校 野沢正光建築工房


サイト管理人個人の意見:愛知芸大改修はどうなるのか?