奥村まことのブログ 吉村順三先生に学んで
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窓
2014年7月30日
うちの事務所の便所の窓台の高さは78.5cmである。(ほかのところは68cmで机と同じ)。
腰かけて外を眺める時に肘を置くのに丁度いい。庭の緑が刻々と変わる。
だが、閉めたい人もあるか、と思ってロールブラインドが付けてある。私は開けるがほかの人は閉める。何故?と訊くと「万一、窓の外に他人がいて、その人が、中にいる人を見てしまって悪かったな、と思うといけないから」。又、別の人は「庭を横切る時、万一、中にいる人が、見られたと思うと悪いから、そっちを見ないでとおる」と。ええツ、窓ってそんな罪つくりなものだったの?部屋の中から外の景色を見るためのものだとばかり思っていたのに。まわりの景色を見る建物をつくるのだと吉村先生はいつも言ってた。そういえば最近、若い夫婦の家で「浴室の窓はなるべく小さく」と言われた。どう思います?みなさん。