奥村まことのブログ 吉村順三先生に学んで

 

スケール

2013年12月24日

12月15日、吉村多喜子先生の追悼演奏会に参加した。聴衆はみな心を一つにして モーツアルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスを歌った。1961年に始まったソルフェージ教室の卒業生によるすばらしい演奏会だった。

久しぶりに虎の門界隈を散策。吉村先生のNCRは何処?あ、あったア!なんて小さいんだろう。昔、出来たときは虎の門から見ると堂々と輝いていたのに、今はとっても静かで小さい。それもその筈、手前左側のJTビルの壮大なたたづまい。キラキラ、ピカピカ、ガーンガン。一番初めに出来た超高層の霞ヶ関ビルはどれ?あゝ、この巨大ビル街。

人はみな蟻のように歩いている。これがすばらしい景色と言えるのだろうか。文部省は毅然として景色を守ろうとしている。

悲しいかな新国立競技場。見上げる垂直の壁。スケールアウト。