経緯

 

2005  愛知県は、改修基本調査を地元設計事務所へ依頼

2006  愛知県は、改修基本計画を地元設計事務所へ依頼

各棟について建築、設備についての調査、保全計画が報告されている。 全改修、修繕・改修・改築、全改築の3ケースが比較提示され、全改修で約90億円、改修+増築で140億円、全改築で160億円かかるとされている。

2006.3  愛知県は、 法人化にむけて「愛知県大学改革基本計画」を発表

この基本計画には「貴重な芸術的資産の価値を損なわないことに配慮」と記されている。

2006.12  県から地元設計事務所へ改修でなく改築で検討するよう指示

調査した設計事務所からは、” 調査時から改修ありきで検討を重ねた経緯があり、今更ながらその内容を改築へもっていくのに一般的な事項(耐震や耐用年数)を問題にすることは、今までに検討した内容を否定していかねばならず非常に説得しにくい。又、耐震や耐用年数の考え方を問題にすると他の県有施設に対しても同様なことが当てはまり県としてどのような方向性で今後考えていくかということになるのではないでしょうか。(財政との検討においても、すぐに指摘を受けると思われます。)・・・・・・実際上の利用者である大学側から改築でなければならない理由や改修では対応できない理由をハードとソフトの両面から取り入れた方が説得力があるのではないかと考えます。” と回答が送られた。

2007.4  公立大学法人となる