奥村まことのブログ 吉村順三先生に学んで
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根と芽
2012年9月24日
うちには柿の木が3本あったが、2本を伐った。残った1本は1928年に親がこの土地を借りたとき、すでに生えていたもので、今は全身苔におおわれているが、まだ実がなる。次郎である。伐った2本は禅寺丸と庄内柿。その伐った庄内柿のまわり、半径3mほどのところに沢山の芽が出た。見事である。大きな樹は手入れが大変なので欅とくるみと桑も伐った。さぞかしワイワイと沢山の芽が出ることであろう。ガンの予防と治療に「根と芽がよい」という説があり、アメリカに住んでいる友人は現に「スプラウト」を食べ続けてガンを克服した。芽は小さいうちに外敵から身を守るために毒をもっている。春になると様々な芽を摘んで樽に入れ黒砂糖を入れて発酵させ、その汁を畑の害虫よけに使う。根もまた一種の毒を持っていて外敵に備えている。
吉村先生の弟子であると、自分で思っている方々よ。根と芽になれ。